[放課後児童クラブ]とは? 必要な条件・資格、仕事の内容、メリット/デメリット

放課後児童クラブ」は、小学生が放課後に安心して遊べる場を提供する場です。

「放課後児童クラブ」というよりむしろ「学童」という呼称が定着しています。

そんな「放課後児童クラブ」とは何か、必要な条件・資格、仕事の内容、メリット・デメリットなどを解説します。

目次

「放課後児童クラブ」とは?

「放課後児童クラブ」は、子どもにとっての遊びと生活の場です。

「放課後児童クラブ」は放課後児童健全育成事業を行う場所であり、子どもと放課後児童支援員等 により構成される集団で営まれています。

また、「放課後児童クラブ」は、事業そのものを指す場合もあります。

「放課後児童クラブ」は、子どもが安心して過ごせる生活の場としてふさわしい環境を整え、安全面に配慮しながら子どもが自ら危険を回避できるように していかねばなりません。

また、子どもの発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるよう に、自主性、社会性および創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等により、子どもの 健全な育成を図ることを目的とします。

放課後児童クラブ運営指針解説書(厚労省・PDF)

「放課後児童クラブ」の歴史

出典:厚労省

昭和 30 年代初頭から母親の就労の増加に伴って、放課後、 保護者が家庭にいない子どもの豊かで安全・安心な生活保障が社会問題として取り上げられるよう になりました。

「放課後児童クラブ」は、いわゆる「学童保育」として、保護者等の自主運営や市町村の単独補助による事業として 全国的に広がっていったことに始まります。

その後、「放課後児童クラブ」は、地域の実情に応じて多様な運営によって展開されていきました。

当時の厚生省は、昭和 51 年度から、留守家庭児童対策や健全育成対策として、国庫補助を開始 しました。

「放課後児童クラブ」は、実施場所や運営形態の多様性を包み込みながら年々充実が図ら れていきました。

その後、平成 10 年度から施行の児童福祉法改正によって、放課後児童健全育成事業が法定化さ れました。

そして、平成 27 年度からの、「子ども・子育て支援新制度」の施行を契機に、対象年齢の 拡大と基準の策定、放課後児童支援員の資格化、職員の処遇改善のための方策等が実施されて今日 に至っています。

放課後児童クラブ運営指針解説書(厚労省・PDF)

「放課後児童クラブ」で働く保育士にとってのメリットとデメリット

「放課後児童クラブ」で働く保育士としてのメリットやデメリットには、どのようなものが考えられるでしょうか。

保育士のメリット

  • 正職員として雇用されやすくなる。
  • パート・アルバイトの雇用形態の場合、保育士資格を持っていると時給が高くなることがある。
  • 就学児童相手なので会話の楽しさがある。

保育士のデメリット

  • 小学生を相手にするため、荒れている子や、子ども同士の争いなどに対応する大変さがある。
  • 家庭の問題が影響している子どももおり、そうした子たちに個別に対応する難しさがある。
  • 児童から憎まれ口を吐かれ傷つくこともある。

「放課後児童クラブ」の気になる給与と待遇

転職求人サイトで「放課後児童クラブ」の求人を探しました。

正職員の求人は少ないと感じましたが、アルバイトやパートの求人は多く感じました。

東京都の例

雇用形態正社員
応募条件保育士資格
給与正職員】 月給 214,000円 〜 基本給170,000円
給与の備考 ※給与については施設・経験その他を考慮。
就業時間08:30~19:30 残業ほぼなし、開園時間のうち8時間のシフト勤務 ※休憩60分
賞与実績あり
昇給
手当各種
休日週休2日制、年間休日125日、夏季休暇、年末年始休暇、特別休暇、産休・育休
福利厚生雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金、正職員時短勤務、託児所・保育支援、社会保険完備、退職金、復職支援研修制度、制服貸与、副業OK
転職サイト「ジョブメドレー」より

大阪府の一例 

雇用形態正社員
応募条件保育士資格
給与月給 245,000円
就業時間平日/10:30~19:30(休憩60分)
土祝日・長期休暇期間/10:00~19:00(休憩60分)
賞与年2回(基本給3ヶ月分÷2回)
昇給
手当資格手当、皆勤手当
休日日曜日(交代制)、日曜定休(年間休日110日)、夏期休暇、年末年始
福利厚生社保、資格取得支援(全額会社負担)、まかない、研修制度、退職金
転職求人サイト「バイトルPro」より

長崎県の一例

雇用形態正社員
応募条件保育士資格
給与月給180,000円~200,000円
就業時間7:00~17:00、9:00~18:00、10:00~19:00(シフト制) 休憩60分
賞与年2回 3ヶ月分
昇給2,000~10,000円/月
手当住宅手当または扶養手当10,000円/月
休日週休2日制(土・日・他)※土曜日は月1~2回程度休みあり、有給休暇10日(6ヶ月経過後)、年末年始休暇、お盆休暇、GW休暇
福利厚生社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生)、退職金
転職求人サイト「保育士バンク」より

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まとめ

「放課後児童クラブ」とは何か、必要な条件・資格、仕事の内容、メリット・デメリットなどを解説しました。

「放課後児童クラブ」は、子どもにとっての遊びと生活の場です。

保育園と違って保育の対象が小学生であるため、メリットもデメリットもそこから生じます。

言葉のコミュニケーションが取れるといった半面、汚い言葉で罵られたり、場合によっては暴力を振るわれたりして嫌な思いをすることもあります。

正職員の求人は多くはありませんし、全体的に給与や待遇も良いとは言えません。

ただ、仕事の負担は保育園よりもずっとラクと言えそうです。

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