[インターナショナルプリスクール]とは? 必要な条件・資格、仕事の内容、メリット/デメリット

インターナショナルプリスクールの人気が高まっているようです。

インターナショナルプリスクールは、英語で行う無認可の幼稚園や保育園といった施設です。

小学校で英語が必修になるなど、英語教育の早期化も人気上昇に影響していると思われます。

そんな「インターナショナルプリスクール」とは何か、必要な条件・資格、仕事の内容、メリット・デメリットを解説します。

目次

「インターナショナルプリスクール」とは?

インターナショナルプリスクールとは、一般的に英語保育を行う施設を指します。

インターナショナルスクールは帰国子女や来日した外国人の子どもたちが入る施設であることは知られていますが、プリスクールはまだ余り知られていません。

それに対し、プリスクールは、主に英語を母国語としていない日本人の子どもを対象にしています。

インターナショナルプリスクールの歴史

最初のインターナショナルスクールは明治時代に始まったと言われています。

一方、日本人を対象にし英語の習得を目的としている施設プリスクールの歴史は浅く、ここ10年程度です。

グローバル化に伴い英語教育の低年齢化が進む時代にあって、プリスクールの需要は高まっています。

国内にプリスクールは500校以上存在していて、初等部や中等部を持つスクールも増えているのです。

インターナショナルプリスクールは認可外がほとんど

インターナショナルプリスクールのほとんどは自治体に認可されていません。

そのため、正式な「幼稚園」や「保育園」ではないということになります。

プリスクールは「英語圏の生活」を日々過ごすことで、自然な英語習得が期待できます。

「インターナショナルプリスクール」の授業料

インターナショナルプリスクールの授業料は、月額で8~16万円ほどです。

そのため、1年で100万円を超えるスクールも珍しくはなく、授業料が高額です。

が、幼児教育無償化の恩恵はインターナショナルプリスクールなどの認可外保育施設にも及んでいます。

申請を出して「保育の必要性」が認められれば、月額3万7,000円の補助金が支給されます。

保育の必要性とは、両親が共働きをしているとか、母子家庭や父子家庭などの場合などです。

条件を満たせば、年額44万4,000円の補助金がもらえますので、従来よりも3割ほど安くプリスクールに通わせることが可能です。

通わせたいプリスクールが対象の施設かどうか確認しましょう。

「インターナショナルプリスクール」に子どもが通うメリット

インターナショナルプリスクールのメリット

インターナショナルプリスクールに子どもが通うメリットを挙げてみましょう。

  • 国際感覚が身につく インターナショナルプリスクールは、外国人の子が通っている可能性が一般の幼稚園や保育園よりも高いため、異文化や多様性への理解が幼い頃から深まる。
  • 早期英語学習が受けられる インターナショナルプリスクールでの生活を通じ、幼年期から英語教育を受けることができます。2020年には小学校3・4年生の外国語活動が必修化、5・6年生では英語が教科となるなど英語教育の早期化が進む時代、プリスクールで幼児期から英語に馴染むことはその後の英語教育に先行できて有利だと言えるでしょう。インターナショナルスクールは法的には学校と認められていないことが多いのですが、プリスクールは義務教育以前なので、そのことも人気に関係していると思われます。

インターナショナルプリスクールのデメリット

インターナショナルプリスクールに子どもが通うデメリットは以下のようなものです。

  • 義務教育に入ると英語力が消えてしまうかも 小学生になると義務教育が始まるため、学校に通わなければいけません。昼間ほぼ英語で生活していたプリスクールの状態から、日本語での教育に切り替わるため、英語を忘れてしまうかもしれません。
  • 運動能力が鍛えられない 特に都心にあるインターナショナルプリスクールでは、専用のグラウンドを持っていないケースがあり、十分に体を動かす機会が持てない場合があります。
  • 日本語能力が劣る? 日本語能力が劣ってしまうのではと心配する人がいますが、スクールでは英語だけの生活でも家で保護者が日本語でしっかりコミュニケーションをとれば日本語の能力が低下してしまう心配はありません。日本語の発達に遅れが生じるケースもありますが、小学校入学後に取り戻せます。

プリスクールで働く保育士にとってのメリットとデメリット

保育士のメリット

  • 伸びつつある分野で給与などの好待遇が見込めるし、現時点でも給与が高い傾向にある。
  • 国際的な雰囲気で保育ができる。
  • プリスクールは公的に認可された施設ではないので必ずしも保育士資格が求められるわけではないが、保育士資格を求められることが多い。
  • カレンダーどおりの休日がちゃんと取れる。
  • 自分も英語や英語圏の文化が学べる。

保育士のデメリット

  • 日常会話程度の英語力が求められる場合もある。

「インターナショナルプリスクール」の気になる給与・待遇

プリスクールの求人情報を転職求人サイトで探してみました。

英語がみにつくプリスクールと言っても、重視されるのは保育士資格。

もちろん日常会話程度の英語力もあるに越したことはありませんが。

東京の一例

雇用形態正社員
応募条件保育士資格
給与「年収」 336万円 ~ 500万円 (経験・スキルを考慮し優遇します)
《年収例》
・マネージャー:500万円
・保育士経験5年以上:400万円
・新卒:336万円(月給28万円)
就業時間08時 00分 ~ 18時 00分 (休憩60分) (8:00~18:00のうち実働8時間)
賞与年俸制のため原則月給に含む。(業績により別途支給あり)
昇給年1回
手当子ども手当(子1人につき10,000円/月)
休日完全週休2日制(土・日)、土曜日、日曜日、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、出産・育児休暇
■年2回程度イベント等で休日出勤の場合あり(振替休日を利用できます)
■育休は男女ともに取得実績多数あり!復帰率も高いです。
福利厚生雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険

転職求人サイト「マイナビ保育士」より

東京の一例

雇用形態正社員(正職員)、非常勤・パート、契約社員(職員)
応募条件保育士資格 ※経験者は優遇します。
給与「月収」 24.3万円 ~ ※東京都・神奈川県内の認可・認証保育所配属の場合(それ以外は月給19万~)
就業時間08時 00分 ~ 17時 00分 (休憩0分) (1日9時間拘束/実働8時間(パート:時間応相談))
賞与年2回(ジュニアスタッフ職:計2ヶ月 ※経験5年以上の場合(経験内容による)、/スタッフ職:計1.6ヶ月 ※昨年度実績 1.6ヵ月~2.8ヵ月※職位により変動あり
昇給
手当通勤手当:上限28,000円/月、調整手当:スタッフのグレードにより事前に数時間分の残業手当を支給します。
休日日曜日、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、有給休暇、出産・育児休暇、介護休暇、シフトによる週休2日制、特別休暇(結婚休暇5日等)
福利厚生雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 、自治体の住宅制度(自己負担 2万円)
転職求人サイト「マイナビ保育士」より

大阪の一例

雇用形態正社員(正職員)
応募条件保育士資格 ※経験者は優遇します。
給与
給与「月収」 18.5万円 ~ 29.3万円
就業時間《月曜日~金曜日》7:30~18:30 《土曜日》8:00~17:00
賞与年2回/計2ヶ月分(※前年度実績による)
昇給年1回
手当通勤手当:上限25,000円/月、残業手当、地域手当:記載給与に含む、休日勤務手当、その他手当:介護支援手当
休日週休2日制、日曜日、祝日、年末年始休暇、有給休暇、慶弔休暇、出産・育児休暇、介護休暇、その他休暇
福利厚生雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険、退職金(勤続1年以上の方)、研修制度、資格取得支援(費用の一部負担あり)、表彰制度、メンター制度(先輩職員による相談制度)、職場復帰支援(就業一時金の支給可)
転職求人サイト「マイナビ保育士」より
雇用形態正社員(正職員)
応募条件保育士資格 ※経験者は優遇します。
給与「年収」 240万円 ~ (月収×12ヶ月、賞与含まず算出)
就業時間07時 30分 ~ 20時 00分 (休憩60分) (シフトパターン複数あり/開所時間前後のシフトあり)
賞与年2回 計2カ月分(過去実績)
昇給あり(過去実績)
手当通勤手当:上限20,000円/月、住宅手当:15,000円/月
休日週休2日制、祝日、有給休暇
福利厚生雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 、退職金制度(勤続3年以上)
転職求人サイト「保育士バンク」より

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まとめ

「インターナショナルプリスクール」とは何か、必要な条件・資格、仕事の内容、メリット・デメリットを解説しました。

プリスクールは、英語で過ごす幼稚園や保育園に相当しますが、正式な認可を受けた幼稚園や保育園ではありません。

高額の授業料を払っても子どもをプリスクールに通わせる保護者が増えている原因としては次のことが考えられます。

  • 2020年には小学校3・4年生の外国語活動が必修化、5・6年生では英語が教科として扱われるようになるなど英語教育の早期化が進んでいる。
  • 国際化の波が押し寄せ、国際感覚を子どもに身につけさせたいと考える保護者が増えている。
  • 幼児教育無償化の恩恵はインターナショナルプリスクールにも及び、申請を出して認められれば、月額3万7,000円の補助金(年額444,000円)が補助される。

プリスクールの増加にともない、ここにおいても保育士の需要が高まっています。

プリスクールが英語を学ぶ保育的施設とはいえ、必ずしも英語ができる保育士が求められるわけではありません。

応募条件としては「保育士資格」を掲げるプリスクールがほとんどです。

その上で、海外で暮らした経験がある、日常会話レベルの英語ができる、などがあればより採用のうえで有利でしょう。

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